Kunststoffsteckbox NSN【ドイツ連邦軍】

小型の防水ケース、いわゆるトレイルボックス(Kunststoffsteckbox)です。連邦軍が調達したNSN付きのもの。



ミルテック製レプリカと比較してみましょう。今ショップにあるのは大体ミルテックなので注意が必要です。
ミルテックの方が若干ながら緑色感が強く蓋の合わせもいい加減です。防水性はあまり期待できないでしょう。
(とはいえもとより完全密閉構造ではありません)



底面にはBUND印とNSNがモールドされています(ミルテックはミルテック)。



持ち主が官給品と市販品を組み合わせて自前のサバイバルキットを作ったようです。



耳栓、ハワードレイトのBilsomです。キットを使うような緊急時にも物音を気にせずぐっすり眠りたいということなんでしょうか。



太陽光を反射してレスキューサインを送るためのシグナルミラーです。
官給モデルにもキットや年代によっていくつか種類があるようです。



鏡の面は使用前までの保護シールつき。右は似た用途の反射ステッカーです。
このステッカーも一部のサバイバルキットに含まれて支給されます。



なんの変哲もないクリップですが、針金としていろいろな用途に使えそうです。



小型のライトスティック(サイリウム)です。
サイリウム(オムニグロー)社のものとアメリグロー社のもので赤、青、黄、緑の4色ありました。
サバイバルキットでもこの4色セットで支給されるのでなにか意味があるんでしょう。



バイバル用のワイヤーソーです(官給キットモデル)。
刃渡りは60cmほどなのでそこそこ大きな枝や木の板などを処理できそうです。
このまま使ってもよいですが現地で拾った枝などと組み合わせて弓鋸をつくるそうです。



芯線に細いワイヤーが巻かれた構造となっています。



ファイアスターターと小型ノコギリです。
ノコギリは小型すぎて小枝程度しか切れなそうです(あるいは金網など?)。



SILVAの小型コンパスはどうもSERE 40というモデルに近いようです。

こちらも官給キット品でサバイバルキットの仕様書を読むと「胃酸耐性がある」という表記がなされています。
いざというときに飲み込んで隠しておくということなのでしょう(ボディパッキング)。
その後で吐き戻したりブリブリしたりして回収するということになるようです。
本格的に敵に捕まることを想定したアイテムです。



簡易トイレットペーパーはコンパスを回収する際にも必要でしょう。



タンポンはサバイバルキットの謎アイテムの一つです。
分解して包帯にしたり浄水フィルターにしたりすると聞きます。



コンドームもまたサバイバルキットの謎アイテムの一つです。
Rilaco Joyというドライタイプのコンドームのようです。
ドライタイプということで防水性をキーにいろいろ活用するのでしょう。



Tschüs!!

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