Streamlight Sidewinder Compact & Surefire HL1【ドイツ連邦軍】

BWで使用例のあるヘルメットライトを比較してみましょう。
左側がStreamlight Sidewinder Compact、右側がSurefire HL1です。



双方とも実績ある一流ブランドのメジャー商品です。
BW装備のためにどちらを選ぶのが適切なのでしょうか?



まずSurefireのHL1から。
HL1は年代によって数種ありますがこれは最新型に相当します。これ以前のタイプはもうちょっと複雑なデザインでした。




投光部はLEDを縦に配置した薄型の特徴的なデザイン。
電池部がヘルメットの縁の下に潜り込むので手に取った際の印象よりコンパクトに感じます。
首振り機能&左右付替えはマウントにより可となります。

この現行型は2011年に出現したようで、同じころの陸軍特殊部隊で使用例が見られます。
今回は陸軍特殊部隊の使用例に基づきホワイト&IR版(HL1-B)をチョイスしました。
(旧型HL1は2005年頃の登場かと思いますが使用例はピンときません)



打って変わって角型ボディのSidewinder Compactです。
改良版の「Compact II」(2012?~)もありますがこちらは古いタイプです。

HL1との大きな違いは上下左右に首振りが出来ることと、IR(or緑)を含む4種類のLEDを備えていることでしょう。
その分HL1と比較していくらか大振りで、ヘルメットに装着するとかなり目立ちます。



HL1はレバー式スイッチの単純な操作性でフレンドリーですが、Sidewinderは開き直って使い方が正面に書いてあります。
(ミリタリー向けとしては単純ながら明確で確実なソリューション)



使わないときは下に向けられていたりします。
大きく張り出していて邪魔なのか一時的に取り外されてマウントだけになっている姿もよく見ます。



電池はどちらもCR123です。単4電池の方がありがたいですが。




LED色を選んで買う必要のあるHL1に対してCompactはほぼオールインワンです(IRか緑かは選ぶ必要がありますが)。
ミリタリーユースではほぼ必須といっていい赤色LEDが付属しているのは有利なポイントです。




青色は流血の識別しやすいようにするためだとも言われたりしますが、個人的には信号灯として使える緑色が良かったなとも思います。



IRはNVと併用したりストロボ発光モードでビーコンにしたりと多用途。ストロボとしてヘルメットの上に載ってたりしますが贅沢な用法ですね。



HL1のIRは完全に照射用。IFF灯も別途側面に設けられています。

メインLEDの明るさはHL1もSidewinder Compactもそこそこ。
手元を照らせれば十分なのでこだわる部分でもないでしょう。

Sidewinder Compact IIを含め現在までさまざまな部隊で使用例が見られます。
ヘルメット用レールの普及以降はMPLSなんかも見られるようになりましたが。

どちらのライトも使用例に大きな傾向があるというものでもないので、モデルごとに使える年代にだけ気を付けておけば良さそうです。



Tschüs!!

コメント

このブログの人気の投稿

基本装備 【ドイツ連邦軍】

GK Professional Timecop Kit【ドイツ連邦軍】

Revision Sawfly【ドイツ連邦軍】