Lindnerhof Taktik - Plattenträger LT025/V 3FTD【ドイツ連邦軍】
前回の5FTD版に引き続き、Lindnerhof Taktikが供給するキットの3FTD版です。
マリスクリップ(長短)、ケーブル類をまとめるためのベルクロ、1Pスリングが付属します。
ダブル(PA004-2)が2個、シングル(PA004-1)が4個セットされます。
キットとしての名称は「Multifunktionswestensatz」=「多機能ベスト」であり、その名の通り機能性と拡張性の高い構成となっています。
フルキットで入手できたものを見ていきましょう。
市販と同じように取説と予備のリリースループが付属します。肩パッドは2セット分あります。
単体で使っても、プレキャリに接続してもよい(接続用の部品もセットされています)。
モジュラーベルト(LT480/III)とそのサスペンダー(LT170)です。
サスペンダーに接続金具のようなものはなく、ベルトのパルスを利用して取り付けます。
モジュラーベルト用のサスペンダーなのですがなぜか名称がHosenträger(ズボン用サスペンダー)です。
マリスクリップ(長短)、ケーブル類をまとめるためのベルクロ、1Pスリングが付属します。
このキットにはマリスクリップを用いるポーチは含まれていないのですが、なにか工夫するためのものでしょうか。
(マリスクリップをパルステープに差し込んで、そこにポーチを90度横転させて付けるという裏技は存在します)
これだけあれば一般に十分な量の弾を携行することができます。
比率から見るにフラップタイプよりオープントップマガジンポーチの方が需要が高いようです。
レイアウトに応じて使い分けるようです。
ユーティリティとして水平ミニポーチ(PA053)(左)と垂直ミニポーチ(PA054)(右下)が2個ずつセットされます。
Gen.IIIキットでは1個ずつ支給でしたが利便性が高いと判断されたのかもしれません。
アドミンパネル/マップケース(PA116)(右上)は新しい概念としてこのキットで初めて導入されています。
下段は古典的な構造のフラググレネードポーチ(PA_007)で、必要最低限といった感じで2個付属。
ダブル(PA113)(上段)とシングル(PA011)(下段)が付属。
Gen.IIIキットでは4連ポーチが付属していましたが、取付場所が限られるので廃止になったのでしょう。
ダンプポーチはベルクロ挟み込み式(LT112)(左)、標準タイプ(PA056)(右上)、小型(PA056-S)(右下)の3種類が付属します。
ユーティリティとして水平ミニポーチ(PA053)(左)と垂直ミニポーチ(PA054)(右下)が2個ずつセットされます。
Gen.IIIキットでは1個ずつ支給でしたが利便性が高いと判断されたのかもしれません。
アドミンパネル/マップケース(PA116)(右上)は新しい概念としてこのキットで初めて導入されています。
ナローポーチに挿入して使うNVG保護ケース(LT115)(中央)も付属。
Gen.III系キットから残留組であるファステックスタイプのユーティリティポーチ(PA013)(右)も付属。
ここに含まれないポーチは別途アイテムごとに付属するか、追加キットとなるようです。
2014~15年ごろに出現したキットですがEGBなどではいまだに見ることができます。
流行の影響を受けやすいプレキャリにしては珍しく市販カタログにも残留しています。
まさに傑作プレートキャリアと言えるでしょう。
Tschüs!!
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