DM109【ドイツ連邦軍】

ドイツ連邦軍のフラッシュバン、DM109です。



薬室は上下2段で4方向の合計8か所あり、これが一斉に起爆するタイプです。
派生として2回起爆型のDM119、9回起爆型のDM129があります。



GR DM109
LOS NIC13K6507

弾薬類に付加されるDMナンバー(※)は種類ごとに数字の意味が異なっており、非殺傷系の発煙・発光手榴弾の場合は末尾の数字が次のように変化します。

1:緑
2:オレンジ
3:赤
4:紫
5:白
6:黄色
7:多種
9:その他

よく見かける発煙手榴弾のDM25はDMナンバーの通り白い煙を発します。
DM35も白煙ですがこちらは炸裂型です。マーカ用のDM32はオレンジとなります。

フラッシュバンの場合色は関係ないので「その他=9」が割り当てられます。

※DM=Deutsches in die Bundeswehr eingeführtes Modell

DMナンバーは弾薬の種類ごとに割り当てられておりそれぞれ数字の意味も異なっています。
同じ「DM51」でも手榴弾だったり拳銃弾だったりなど被りがあるため識別の際は注意が必要でしょう。

LOSはLosbezeichnung=メーカコードのことで、NICはNICO社製を意味します。
13Kは2013年製10月製を示し、その後の数字はロットナンバーです。



レバーには「0.5s」というステッカーが貼られています。遅延時間を示しているようです。



親指で押さえているのがハンマーです。レバーが外れるとこのハンマーがプライマーを叩いて発火します。

連邦軍ではMk13の使用も確認されていますが現在ではこちらが主流ではないかと思われます。




Tschüs!!

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