Esbit Kocher【ドイツ連邦軍】
軍用固形燃料調理器「エスビットクッカー」です。
オーソドックスな形状ですが、いわゆる戦後型と呼ばれるゴトクが凹凸状に噛みあうもの。
「Bundeseigentum」(連邦資産)の印とNSNの頭4桁が省略されていることから、再軍備直後のような、導入されたばかりの時期のものと考えることが出来ます。
底部にはロゴとパテント印が(本来内側から読むのですが汚れが激しいため)。
Made in "Germany"とありますが後のモデルでは"W.-Germany"となります。
この筆記体でないタイプのロゴマークのものは80年代に登場したとのこと。
古いタイプと違いMade in "W.-Germany"の表記です。
現在供給されているものは"Germany"なんでしょうか。
Natitという聞きなれない商標ですが同じNSNのれっきとした官給品です。
これは十分な生産数を確保するためのいわばジェネリック品ということだそうです。
使い方を示す図柄がそこはかとなく遠慮がち。
底部にはロゴもパテント印もありませんので一見してコピー品のようにも見えます。
燃料パッケージは14グラムが6個入ったミリタリータイプです。
左が民生版、右が放出品に付属してきたNSN付の官給タイプ。
基本的にどちらも同じものですが官給タイプはパックが黄色い。
年代差なのか特殊仕様なのかはたまた経年劣化による黄変かもしれません。
軍用パッケージですがファニーなイラストが描かれています。
14グラムのミリタリータイプ燃料で350ccのお湯を沸かしてみましょう。
径の小さいコッヘルを載せるために開度を45°にすることが出来ます。
火をつけた後に全開では載らないことに気付いてアヒィってなりました。
12分ほどで燃えつきました。火力を期待できるのは8、9分程度です。
沸騰には程遠く、猫舌の私には丁度良いくらいの温度となりました。
外気温は10℃程度なのでさほど厳しい環境でもありませんでしたが、ステンレスコッヘルの熱伝導性が良くなかったためなのでしょうか?
沸騰させるには14グラムを2個ほどぶち込んでやるのが良さそうです。
このような湯沸しかEPa(個人糧食)を温めるための使用であって本格的な調理には不向きといってよいでしょう。
オーソドックスな形状ですが、いわゆる戦後型と呼ばれるゴトクが凹凸状に噛みあうもの。
「Bundeseigentum」(連邦資産)の印とNSNの頭4桁が省略されていることから、再軍備直後のような、導入されたばかりの時期のものと考えることが出来ます。
底部にはロゴとパテント印が(本来内側から読むのですが汚れが激しいため)。
Made in "Germany"とありますが後のモデルでは"W.-Germany"となります。
この筆記体でないタイプのロゴマークのものは80年代に登場したとのこと。
古いタイプと違いMade in "W.-Germany"の表記です。
現在供給されているものは"Germany"なんでしょうか。
Natitという聞きなれない商標ですが同じNSNのれっきとした官給品です。
これは十分な生産数を確保するためのいわばジェネリック品ということだそうです。
使い方を示す図柄がそこはかとなく遠慮がち。
底部にはロゴもパテント印もありませんので一見してコピー品のようにも見えます。
燃料パッケージは14グラムが6個入ったミリタリータイプです。
左が民生版、右が放出品に付属してきたNSN付の官給タイプ。
基本的にどちらも同じものですが官給タイプはパックが黄色い。
年代差なのか特殊仕様なのかはたまた経年劣化による黄変かもしれません。
軍用パッケージですがファニーなイラストが描かれています。
14グラムのミリタリータイプ燃料で350ccのお湯を沸かしてみましょう。
径の小さいコッヘルを載せるために開度を45°にすることが出来ます。
火をつけた後に全開では載らないことに気付いてアヒィってなりました。
沸騰には程遠く、猫舌の私には丁度良いくらいの温度となりました。
外気温は10℃程度なのでさほど厳しい環境でもありませんでしたが、ステンレスコッヘルの熱伝導性が良くなかったためなのでしょうか?
沸騰させるには14グラムを2個ほどぶち込んでやるのが良さそうです。
このような湯沸しかEPa(個人糧食)を温めるための使用であって本格的な調理には不向きといってよいでしょう。
昨今のキャンプブームにより国内流通は一時プレミア価格となったようですが最近はいくらか落ち着いてきたように見えます。
本国放出品は5€程度で入手できます。
Tschüs!!
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